ただ、筆者が旅を通じて感じたことです…。お時間があれば。
超豪速球タクシーアジョシ
今回はソウルで数日友達と買い物・グルメ旅をしてから、一人で足を伸ばしてチェジュ島入りという旅程だったのですが、島に着いた夕方16時にはもう空港の両替所が閉まってるのにはさすがに驚きました。まさかと思いながらターミナル内を何往復もして、意を決して空港カウンターで聞くと、空港内の両替所はすでに全て閉まっているが、今から市内の両替所に行けば間に合うとのこと。さすが島時間、、、。その日に宿泊予定だったゲストハウスは現金支払いのみだったので、着く前には両替をしておかなければならないということで、タクシーを捕まえて市内の両替所に行くことに。
しかしこの時捕まえたタクシーのアジョシ(アジョシは韓国語でおじさんです)が本当にすごいんです。何がすごいって運転のスピードが。多分公道で120キロくらい出していたと思います。120は言い過ぎでも110は絶対出してました。キューバしかり、インドネシアしかり、なぜ島では運転が荒くなるのでしょう。
そしてこのアジョシ、英語が全く通じない。いやこれは韓国語が話せない筆者が悪いのですが、とってもシンプルな英語で両替所に連れて行ってほしいことを伝えても全く伝わらないので、Google翻訳を使いながら何とか意思疎通を図り、新幹線、いやロケットのようなスピードで市内の両替所まで連れて来てもらったわけです。
ここで問題が。筆者としては、両替なんてすぐ終わるので、5分ほど路肩で待ってもらいそのままゲストハウスまで連れて行って欲しい。ので、その旨を英語で伝えます。もちろん伝わりません。そうだったそうだったと、今度はGoogle翻訳様に載せてアジョシに見せます。アジョシは画面を見るなりすぐうんうんとうなづいてくれました。随分理解が早かったことを不思議に思いながらも、まぁよかったと多い、“wait a minute!”と言って急ぎ足で車を降りて両替所へ向かいました。すると、アジョシがすごい音でクラクションを鳴らすではありませんか。何だ!?と思って振り返ると、窓を開けてアジョシが「カバン!カバン!」とトランクを指差し怒鳴っています。スーツケースを取りわすれていることをブチギレながら伝えているのです。、、いやだから戻ってくるって言ってるやん!!
もうこのアジョシにゲストハウスに連れて行ってもらうことは諦めてトランクからスーツケースを取り出すと、アジョシはまたすごいスピードで走り去って行ったわけですが、、、Google翻訳でこんなに伝わらなかったことは初めてです。いやというかアジョシは多分翻訳を読んでもいなかった。その後両替所の前で無事タクシーを捕まえられたので良いのですが。
ゲストハウスに着いてから、はて、アジョシは何で最後だけ日本語でカバンカバンと叫んでいたんだろう、アジョシも日本語なら少しは知っていたのかな、と思ったら、韓国語でも鞄はカバンらしいですね。おもしろい。
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