シンガポールの北側から海にかかる橋を渡ったら、そこはもう異国の地!
マレーシアのジョホールバルは、シンガポールから陸路で気軽に入国できる、プチ旅行にぴったりの街です。
美味しい料理やマッサージ、美容サービスがシンガポールよりずっと安く楽しめるので、シンガポール人にも大人気。
ホテルも安いので、シンガポール旅行の間に行ってみるのもいいですよ。では、筆者も大好きな街、ジョホールバルガイドスタート〜!
基本情報
日本との時差
ジョホールバルと日本の時差は−1時間。
気候
一年中高温多湿。年間平均気温は27℃。昼間は常に30℃超えで、強い日差しが降り注ぐ。ただし、デパートや映画館などの室内は凍えるほど寒い。雨季は11〜2月、乾季は3〜10月。乾季にも1週間に数回スコールが降るが、30分ほど待てば止む。
言語
主に中国語。英語が分かる人も多い。
ビザ
必要なし。
通貨・物価
通貨:MYR(マレーシア・リンギッド)。2024年9月現在、1MYR=33JPY。
物価:日本と同じか、少し安いくらい。
シンガポールから電車やバスでアクセスできるほど近いが、シンガポールと比べるとかなり安い。物によるが、大体シンガポールの2/3〜半額ほどの値段。
治安
無断侵入禁止の看板。
シンガポール人にはやや悪いと言われている。過去に子供の連れ去り等の事件があったり、シンガポールと比べるとスリが多いことから、治安が悪いイメージを持つ人も多い。
ただ、筆者は今まで数十回ジョホールバルを訪れているが、スリや危ない目には全く合ったことがない。治安のレベルとしては、日本やシンガポールよりは悪いが、他の東南アジア諸国とあまり変わらない程度だろう。
滞在する際は、貴重品の管理をする、流しタクシーではなくグラブを利用する、夜は極力出歩かないことに気をつければ良い。
交通手段
電車やバスはあまりないので、基本的にグラブタクシー。セントラルエリアは歩いて散策ができるが、中心を離れると歩道がほとんどないためグラブは必須。
ジョホールバルのグラブタクシーの価格設定はかなり安めで、タクシーの数も多いので、移動には困らない。
☆シンガポールからの行き方☆
シンガポールからジョホールバルへ行くのは簡単。
MRTのwoodland駅から、950番のバスに乗れば、シンガポール出国のチェックポイントまで行くことができる。出国手続きが終わったらそのまま次のバスに乗って海を渡り、マレーシア入国チェックポイントまで行く。バスはどんどん来るのでご安心を。シンガポールとマレーシアのチェックポイント間は橋を渡るだけなので、10分〜15分程度。
ただ、マレーシアの入国チェックポイントは休日、祝日はかなり混むため、早朝に出発するのが吉。特に祝日は5、6時間待たなければならないこともある。平日なら、待ち時間は5分〜30分程度。(※時間帯にもよる)
バス乗り場。
シンガポール出入国チェックポイント。
もうマレーシア。
また、シンガポールからマレーシアへの行き方は他にもあるので、他の行き方をチェックしたい方は以下から。
プラグ・電圧
マレーシアのプラグは三つ穴のBFタイプ。日本のプラグをそのままさすことはできないため、変換プラグが必要。
電圧は220-240V、周波数は50Hz。日本の電化製品をそのまま使うことはできないため、海外対応のものを持っていくか、変圧器が必要。
おすすめスポット
JB Sentral
美味しいカフェがたくさん
シンガポールからジョホールバルへ行くと、最初に着くのが「JB Sentral」という駅。駅はそのままデパートに繋がっているので、ローカルデパートでブラブラ散策したり、安いスパにふらっと入ってみるのも楽しい。
また、JB Sentral周辺には、「Arulmigu Sri Rajakaliamman Glass Temple」というヒンドゥー教寺院がある。ここは、寺院内が全てガラスで装飾されており、とても煌びやかな寺院として有名。筆者が言ったときは残念ながら扉が閉まっていたが、人気の観光名所のため興味があれば立ち寄る価値あり。
また、JB Sentralから10分ほど歩くと、レトロで可愛らしい「Jalan Tan Hiok Nee」というエリアがある。ここの中で、筆者お気に入りの二つのお店をピックアップしてご紹介。
①Hiap Joo Bakery &Biscuit Factory
バナナに目がない人はぜひ、老舗パン屋さん「Hiap Joo Bakery &Biscuit Factory」へ。ここは、しっとりとしたバナナパウンドケーキが有名で、いつも店の周りは甘くて香ばしい香りが漂っている。
小さいお店だが、いつも地元の人の行列ができているので、すぐ見つけられる。一度食べたらリピート間違いなし。
*持ち帰りのみ。
②IT Roo Cafe
マレーシアはイスラム教徒が多いため鶏肉料理が発達しており、中でもフライドチキンが非常に美味しい。マレーシアのKFCは他国のものとはクオリティが違うと言われるほど。
そして、そんなマレーシアで筆者が大好きなフライドチキン屋さんが、ジョホールバルにある「IT Roo Cafe」。ここでは、大きな鶏肉一枚をカリッと揚げたジューシーなチキンウィングが食べられる。おすすめはフライドチキンウィングに目玉焼きを乗せたもので、味はキノコソース。チキンウィングは揚げずに焼いたものもあり、どちらも絶品。かなり大きいので、シェアしても◎。
メニューは他にもマレーシアの麺類、チャーハン、コーヒー等の飲み物もあり、いつも地元の人で賑わっている。
ジョホールバルを訪れる際はぜひ。
スルタン アブ バカール モスク
JB Sentralからタクシーに10分ほど乗ると、美しく荘厳なモスクが現れる。スルタン・アブ・バカールモスクは、ジョホール王国の王(スルタン)の名によって1900年に建てられた州立モスクである。
クリーム色の柔らかな建物の背後には、ジョホール湾が広がっており、静かで心地の良い場所。
サロン系
ジョホールバルは、美容師やネイルサロン等、美容系ショップも充実している。競合が多いため、全体的にクオリティが高い。
また、シンガポールのサロンと比べると値段も2/3〜半額ほどの所が多いため、サロンのためだけにジョホールバルを訪れるシンガポール人も多い。
今回は、筆者行きつけの3つのサロンをピックアップ。
Unique Expired
Unique Expiredはモダンな内装が特徴の美容院。ここには若い人からベテランまで様々な美容師が在籍しており、今風の髪型や自分に合った髪型を提案してくれる。パーマやカラーが得意な美容室。
筆者はいつもここに通っていたが、毎回カット前に希望を丁寧に聞き出し、その中で自分に合う髪型を提案してくれた。いつも大満足の仕上がり。
美容師は予約時に指名することができる。筆者の担当者はディレクターのサム。ヒヤリングが丁寧なのでおすすめ。
公式ホームページはこちらから。
*中国語、英語対応。
Eva Beauty Concept
Eva beauty conceptでは、眉タトゥーを行うことができる。最近韓国でも流行っている眉タトゥーだが、暑くてすぐに汗でメイクが落ちてしまう東南アジアでも、眉タトゥーは大人気。
このサロンでは、顔の大きさや目と眉の近さなどを測り、自分に合った眉の形と色を提案してもらえる。実際眉タトゥーをする前に、ペンシルの下書きでイメージを見せてもらえるので安心。毎日のメイクが楽になる上、プロによって自分にピッタリの眉の形を教えてもらえるのも嬉しい。
ヒヤリングや説明が丁寧で、出来栄えも大満足だったので非常におすすめ。
施術直後は多少完成系よりは色が濃いが、違和感があるほどではないので、すぐに会社や学校へ行ける。1回目の施術から半年後に2回目の仕上げの施術がある。効果は1年半〜2年間持続する。
*中国語、英語対応。
Jnail Closet
JNail Closetは、リラックスした可愛らしい空間で、高いクオリティのネイルをしてもらえるネイルサロン。このネイルサロンは、何より再現度と持続力が圧倒的に高い。
予約時に事前に希望するネイルのイメージ写真を送っておくと、当日にほとんどそのまま再現してくれる。筆者はいつもジェルネイルをお願いしていたが、処理工程が丁寧なため、メイルが取れたり割れたりしたことが一度もない。
両手で大体2時間程度で、デザインにもよるが4000円前後。
*中国語、英語対応。
会えることも。
Chill ‘N Chow Cafe By Ng Kitchen
犬好きのあなたは、ぜひともChill ‘N Chow Cafe By Ng Kitchenへ。この店は、チャウチャウ限定の犬カフェ。思う存分、チャウチャウと戯れたり写真を撮ったりすることができる。もふもふと寝ているチャウチャウを見れば、幸せな気持ちになること間違いなし。
筆者が訪れた際は、4匹のチャウチャウがいたが、その後赤ちゃんもたくさん生まれたそう。たくさんのチャウチャウに囲まれて癒されにいこう。
*予約必須
*靴下持参
一日の大半を寝て過ごす。
まとめ
他にもジョホールバルには美味しいカフェ、安いスパなど、魅力的な店がたくさんあります。皆さんも一度行けばジョホールバルラバーになりますよ!ぜひ訪れてみては^ ^
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