日本語教師 求人サイト一覧

皆さんは日本語教師の求人サイトを知っていますか?

実は日本語教師の求人は、一般の就職活動で利用される大型リクルートサイトではなく、日本語教師の求人に特化したサイトに掲載されることがほとんどです。

日本語教師の資格をとったものの、どんなサイトから求人を調べればいいのかわからない、、、

日本語教師になったらどんな国で働くことができるのか具体的に調べてみたい‼︎

そんな方のために、日本語教師求人サイト一覧をつくりました。それぞれのサイトの特徴を理解して、夢への一歩を踏み出してください。

国内メインの求人

日本語教師ジョブ

日本語教師ジョブは日本語教育業界に特化した求人サイトで、主に国内の求人を取り扱っています。このサイトの特徴は、エリア×雇用形態×職種(日本語学校、企業、プライベートなど)×特徴(週5日、年収〇〇万円以上)など、条件を絞って検索できる点です。働きたい場所や条件が決まっている方にとって、非常に使いやすいサイトとなっています。

日本語教育学会

日本語教育学会は、他サイトに比べて国内の大学・大学院の募集が多く、大学機関で働きたいと思っている方におすすめのサイトです。もちろん民間の日本語学校の募集も見られます。

ただし、修士以上の学位または経験年数2〜3年以上を応募条件としているものが多いため、注意が必要です。

国内・海外どちらも募集がある求人

日本村

日本村には、国内外問わず多数の日本語教師の募集が掲載されています。おそらく日本語教師求人サイトで最も有名なサイトです。ほぼ毎週新しい求人が掲載されるため、就職活動中の方は要チェックのサイトと言えるでしょう。海外の求人は、中国ベトナム韓国をはじめとするアジア圏が中心となっています。

日本語教師の集い

日本語教師の集いも、国内求人に加えて、アジア圏、珍しいところではミャンマーやインドなどの求人も掲載されています。上記の「日本村」と並行して利用するといいでしょう。

海外メインの求人

カモメアジア転職

カモメアジア転職は、アジア勤務の求人に特化したサイトです。シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、インド、フィリピンの求人が職種を問わず多数掲載されています。「日本村」や「日本語教師の集い」と比べて語学力を求める求人が多く、現地の文化やローカル社員とのコミュニケーションを大切にしているところが多い印象を受けます。日系の学校でもできるだけ現地の文化を体験しながら働きたい方にお勧めです。 *あくまで筆者の印象です。全ての日本語学校がそうとは限りませんのでご注意ください。

Linked In

アジア圏以外の求人をお探しの方は、Linked Inを利用すると選択肢の幅が広がるかもしれません。Linked Inは世界最大級のビジネス特化型SNSで、 200カ国で累計10億人の人が利用しています。日本語教師の求人は基本的にアジア圏中心となっていますが、探していれば欧米圏にも求人はあります。「Japanese teacher×EU」と言うように希望勤務地を検索してみましょう。

ただし、Linked Inを利用する際は、その会社が就労ビザの取得サポートを行っているかを要確認してください。また他サイトとは異なり、Linked Inは日本に居住している日本人を対象にしている訳ではないので、他言語で細かいことを交渉する能力が必要です。

国際機関の求人

国際交流基金

国際交流基金では、日本語教師を世界各地の日本語教育機関に派遣するプログラムを行っています。プログラム内容は多彩で、日本語教育の資格がなくても応募できる「日本語パートナーズ」や、アメリカの小・中学校・高校にアシスタントとして滞在する「米国若手日本語教員(J-LEAP)派遣事業」などがあります。滞在先は、日本語パートナーズではマレーシア、タイ、インドネシア、台湾、ベトナム、ラオス、フィリピンがあり、米国若手日本語教育派遣事業はアメリカ各地でおこなわれています。

*募集要項はその時々で異なりますので、ご興味を持った方は随時ホームページでご確認ください。

JICA 海外協力隊

JICA海外協力隊は、開発途上国でのボランティア事業を多岐にわたって行っており、その中に日本語教育事業が含まれています。日本語教育に関する案件は2種類あり、資格や経験年数が求められる「日本語教育」と、資格や経験年数が必須ではない「青少年活動」があります。「日本語教育」部門では、現地の日本語教師と共に授業を実施し、滞在先機関の日本語教育の質を高めることが期待されます。一方「青少年活動」では、日本文化を伝えることに重点をおいた要請が多く見られます。

派遣先は、アジアから中南米まで様々な国があり、モンゴル、ネパール、エクアドル、コロンビアなど、一般的な日本語教師の求人ではめったに見られない国々も多く掲載されています。

*募集要項はその時々で異なりますので、ご興味を持った方は随時ホームページでご確認ください。

注意点/アドバイス

ここまで様々な日本語教師の求人サイトをご紹介してきました。一通り各サイトの特徴・イメージを掴んでいただけたかと思います。

最後に、これらの求人に応募する際の注意点をお伝えします。

まず、いつ見ても求人案内が出ている学校には注意してください。その学校は現在求人を募集していないにも関わらず、案内が出しっぱなしになっている可能性があります。実はそういった学校はかなり多く、その場合大抵応募の返事も返ってこないため、時間と労力の無駄になってしまいます。次に、短いスパンで求人案内が繰り返し掲載されている学校にも気をつけてください。もし半年から1年程度のスパンで求人が繰り返されていたら、その学校は離職率が高く、慢性的な人手不足状態にあるかもしれません。また、海外の学校に応募する場合は、労働ビザ取得手配の有無と、住宅紹介保険加入サポートの可否を必ず確認してください。これらはその会社がどれだけ信頼できるかを測る指標にもなります。

これらのことを念頭におき、色々なサイトで見比べて、ぜひ素敵な日本語学校に出会ってください。

陰ながら応援しています。

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